拝啓 谷崎潤一郎先生

日常の中の小さな気付きを

不思議な来訪者(アクセス)

今年の3月は私にとって厄日ならぬ厄月であった。

世界的な知名度の慣れ親しんだマンガ家さんの訃報。

その1週間後に小学生の頃から憧れてやまない

イラストレーターさんの訃報。

かなりショックを受けていた。

 

そこに身内(実家の家族)からの心無い言葉で傷つきボロボロで、

それがストレスとなったのか、追い討ちをかけるように口唇ヘルペス

出来たりしていた。

また世間的・世界的に見ても人間不信に陥りそうなニュース。

心の距離というより、人との壁が生まれ持って薄い私はいろんなことが重なり、

本当に参ってしまっていた。

医師にも診てもらい、少し落ち着きたまたまブログを久しぶりに見てみると

半年何も無かったアクセスが複数回あって驚いた。

 

思えば、去年の9月もそうであった。

私が不調をきたすと誰かのアクセスがある。

 

最近の短歌

短歌を趣味の一つにしているので、最近詠んだものをいくつか。

 

・地球という大きなドームに包まれた ここは戦争と悲喜の箱庭

・雨降り始めきみはどうしているのだろう と思うは何度め数えてはなし

・失いたくないと思えば思うほど 手からこぼれて落ちてくものか

・こちらから蓋を閉めていかないと生きていくのが苦しいのです

来世もいらない(乱歩にあらず)

ネットの友達が「〇〇だし、□□だし、今世は諦めるかあ…。来世もいらないしな」

というような主旨のことを言っていて、かなり同意してしまった。

以前、記事でオフラインでの学生時代の友人が「(私ら)生きてていいんかなぁ…と思う」ということを書いたが、結局ネットの友達の言うこともそうだが、今の世の中に希望が持てず、こんな世の中だし別に来世(あるかどうかは知らんが仮定の話)も

要らないなあ、ということだろう。

この閉塞感の正体は何なのだろうな…。

もちろん要因は一つでは無いと思う。

メディアの責任も相当あると思う。多くの青年中年が希望を持てない社会なんて異様だ。

そんな風に煽り立てて、真っ当な社会に再生するとでも思っているのだろうか。

そう煽り立てるような圧力があるのだろうか…。

どちらにしても、日本の社会にとってマイナス面しかないと思う。

来世があるという概念を前提で話をしているが、仮にあったとしてももう結構と思うようにネットの友達も、私も思ってしまう空気感なのだなぁ。

お礼

9月にこのブログにアクセスしてくれた人が居るらしい…。

病気でしんどかった時にそのアクセスを見たので、

少し元気が出た。ありがとう。

このまま誰の目にも触れないままこのブログを終わらすのかな…と

思っていたので、もう少し続けようという意欲が出た。

ふつーに生活している人間が「生きづらい」と感じる世の中

コ〇ナも下火になり、かなり久しぶりの友人と先日お茶したのだが、話の中で「私って生きてていいんかなあ…って思う時ある」と言うのだ。

ちなみに、この記事を書いている私自身もメンタルを患っており、メンタルクリニックに通っている。

『生きづらい』それは私が病気だからそう思うのだと思っていた。

しかし、友人は何も病院に通うことなく生活している人間である。

そしてその友人と共通の友人とが時々メッセージなどで、「私ら生きてて

いいんかなあ」という話になるらしい。

誰に迷惑をかけることなく、ふつーに生活している人間がそういう風に

思わざるを得ない今の世の中とは何なのか…と思った。

(ちなみに、その友人は私の病気が一度寛解する前、闘病していたときに

随分助けられた友人思いの友達だ)

 

自分だけかも…と思っていたことが、そこそこ思っている人たちがいて、

多くの人がそうだよなと思っていることが、自分くらいしか当てはまらない…と

いったことはよくあることかもしれないが、

それにしてもそこまで社会の雰囲気が負の空気を纏っているのは何故なのか…。

世界情勢的なものもあるだろうが、それだけではないようにも思う。

少し異常であると感じる。

家庭用レンジと業務用レンジのように

私はゲームが1つの趣味だが、この頃のゲームの進歩に目ざましいものがあると思う。

それにつけて、そういう新しい技術や一日に出来ること、こなせる事もそうだが、人間には家庭用電子レンジと業務用電子レンジのように元々W(ワット)数の違う人間がいる。

家庭用電子レンジ500or600Wくらいが主流だろうが、コンビニの業務用電子レンジは1500Wだったりする。

だから、家庭用電子レンジで1個温めている間に業務用電子レンジを使って2個も3個も同じ時間内で温められるような人がいる。

 

これはもう、持って生まれたキャパのようなもので、多くの人は家庭用電子レンジなのだが、私の知る限り医師や弁護士などといった種類の人は業務用電子レンジのようなキャパが大きい人が多い。

「え?いつ、そんな時間捻出してるの?」ってくらいのことをやってのけている。また「どこにそんな歳でパワーがあるの?」という人もいる。

 

このキャパばかりはなかなか増やすことは難しく、生まれ持ったものである。

 

凄いなぁ、参考になるなぁと思いながらも、自分には無理だなぁと思いながら身近な業務用電子レンジのようなキャパの人を見ている。